Saitama Society of Oncological Pharmacotherapy

irAE対策手引書作成にあたって

ワーキンググループ(以下、WG)

SSOP(埼玉県がん薬物療法研究会)の下部組織としてirAE手引書作成WGを設置し、その専門性と志しを考慮し、25名の作成委員とオーガナイザーとして7名の薬剤師で構成されています。
 *今後は、評価委員・協力委員として医師、看護師も加わる予定です。

作業手順

作業グループで各調査項目を検討・協議をしながら作成します。作成した手引書は、ロールプレー等を行って検証します。

文献収集

がん免疫療法ガイドライン第2版を始め、各ICIの適正使用ガイド、PubMedを使用し、情報収集することとしました。

利用・使用方法に関して

SSOPで作成した手引書は、多くの医療機関において薬剤師がirAEに対してどう介入していくか、意思決定を支援するものです。患者個々の治療結果・効果等については、SSOPが作成したWGは、責任を負うものではありません。

改訂と公開

SSOP作成の手引書は、新たなirAEの出現、日常診療・治療方法の変化に伴い、検証しながら継続して改訂を行います。

 使用上の注意本手引書は、irAE診断に至るまでの過程で使用する患者問診票や緊急対応が必要な症状確認表について、SSOP の有志のメンバー によって、現場で使用しやすいように考えて作成されました。使用する際は、各施設で内容を確認し、責任の下ご使用下さい。本手引書を使用し、起きた事象に関しては、SSOP では一切の責任を負うことはいたしません。